【画像】平泉成の若い頃〜現在!映画・テレビ・歌〜初主演まで!

初主演 俳優

名脇役の俳優である平泉成さんが、俳優人生60年、御年80歳にして映画に初主演します!

映画のタイトルは『明日を綴る写真館』。人生の思い残しを描いた作品で、平泉成さんは、寂れた写真館を経営するカメラマン、主人公の鮫島を演じます。

「秋山(純)監督から「映画を一緒にやりましょう」とお誘いを受け、お話をお聞きしたところ、なんと主演での出演でした。いつの日かこんなことも・・・と 60年、コツコツと積み重ねてきたつもりの俳優人生でした」
出典:Yahoo!JAPAN

平泉成さんって、昭和世代の方は、名前は知らなくても顔を見れば、何となく見覚えがある俳優さんですよね。今まで主演作品がなかったなんて、意外です!

今回は、平泉成さんの若い頃〜現在までを振り返ってみたいと思います!

Sponsored Link
 

【画像】平泉成の若い頃の映画・テレビ・歌!

映画『大魔神怒る』出演時の平泉成さん。この時22歳です。若い!そしてイケメン!男らしく精悍な顔立ちです。今の好々爺的な感じとは全く違い、いかにも若者らしいひたむきでナイーブな雰囲気が出ています。

平泉成さんはこの時期、歌手としてレコードも出しています。

平泉成 歌

出典:https://twitter.com/gismnekogami/status/1254406363817496576?s=61&t=Kj4kUF6-LSuYy3OqMCC7OA

白のTシャツから覗くマッチョな腕がセクシーですね!伏せ目がちで繊細そうな表情とのギャップが素敵です。これは女性ファンが放っておかないでしょう!

当時の平泉成さんの女性人気はどうだったんでしょう?絶対モテたと思うんですけど。

1971年のテレビドラマ『なんたって18歳』では、ヒロインの相手役を務めました。

平泉成 4

出典:https://www.youtube.com/watch?v=9Tgip2l7MDU&t=2243s

こちらが漫画版。

なんたって18歳!

出典:https://twitter.com/icjk2019/status/1350412430912811008?s=61&t=_OeuHK9CBl5MXvV-lkNmNQ

平泉成さんの男臭い風貌は、原作とは似ても似つきません()

しかしこういう役にキャスティングされること自体、この頃は平泉生さんがイケメン枠だった事の証ですね。今と違って、声がかすれていません。

平泉成1

引用元:https://www.daily.co.jp/gossip/2017/03/16/0010004366.shtml

平泉成の現在は刑事役が似合う!代表作『その男、凶暴につき』

私は世代的に、平泉成さんが若い頃の作品は全く知らないのですが、平泉成さんが中年になってからの演技では、北野武監督作品『その男、凶暴につき』が強烈に印象に残っています!

平泉成さんが演じるのは、優しく面倒見がよい、頼り甲斐があるベテラン刑事です。海外でいえば、モーガン・フリーマンが得意とする役どころですね。しかし実は病魔に侵され、余命いくばくもない身。自分が死んだ後に家族にお金を残すために、麻薬の横流しという汚職に手を染めてしまいます。そして、最後は無惨に殺されてしまいます。

平泉成 3

出典:https://youtu.be/rOPkXoDRWhA

平泉成さんは、この複雑な役を、とてもリアルに演じていました。迫力のあるハスキーボイスといい、鋭い目付きといい、どこから見ても本物の刑事にしか見えません。演技上手いなあと思いましたね。平泉成さんはこの時45歳ですが、貫禄たっぷりなので、50代半ば位に見えます。

Sponsored Link
 

    俳優 平泉成 芸歴60年で映画初主演!若い頃の密かな決意とは?

平泉成さんは22歳でデビューして経歴60年です。しかし回ってくるのは、脇役や悪役ばかり。主役は一向に回ってきませんでした。40歳で改名した際、脇役でもいいと、ある決意をしたそうです。

「大根だったら、さんまの横にもいるし、おでんにもあるし、それでドラマに参加できていくならいいやと思って。悔しいけど大根を頑張って、日本一の大根になれば安いメロンよりは、いいかも分からんってどこかで思って」
出典:スポニチ記事

大根と大根役者を掛けているんでしょうか()。メロン=主役と言うレッドオーシャンよりも、大根=脇役と言うブルーオーシャンを選んだ。何だかビジネスにも通じる話ですね。実際に平泉成さんは、俳優業を夢の実現から、生きていく為の仕事と割り切ったと言うことかも知れません。

今でこそユーモラスに語っていますが、若い時は当然、主役の映画スターを目指して頑張っていたでしょうから、相当な葛藤があったことでしょう。

いわゆる主役級の俳優と脇役専門の俳優とは、何が違うのでしょうか?顔、演技力、個性、オーラ等色々理由はあるでしょう。もちろん全て重要だし、全てを兼ね備えているのが理想なのは、言うまでもありません。

私から見れば、平泉成さんは、演技力も個性もオーラも十分あるように思えます。主役をやるには何が足りなかったのでしょうか?やはり顔が悪役寄りで、主役には向かなかったのでしょうか?

しかし、まったく才能がなければ、60年も俳優としてやってこれるわけがありません。

平泉成さん自身が言うように、脇役とは大根なのかも知れません。メロンのようにみんなの人気者ではない。だけど絶対に必要な存在。

しかし奇跡が起きました!

平泉成さんは、80歳にして映画に主演することになったのです!大根がメロンに化けたのです!

継続は力なりとは、まさにこの事ですね。

これと非常によく似た例があります。

『踊る大捜査線』などでお馴染みの、やはり名脇役の小野武彦さんも昨年、映画『シェアの法則』で、81歳にして映画初主演を務めました。

小野武彦

出典:https://www.chunichi.co.jp/article_photo_chuspo/list?article_id=788622&pid=3996066&photoid=1

彼らの存在は、私達を勇気づけてくれます。人間は80歳を越えても、夢を叶えることができるのだと。

60年もの間、大根であり続けてきた平泉成さんが、初めてメロンになった映画『明日を綴る写真館』。観るのが今から楽しみでなりません!

Sponsored Link
 

コメント

タイトルとURLをコピーしました